ローンの審査って何を見られているの?初心者でもわかる信用情報の仕組みとローン審査

公開日:2022年3月25日

更新日:2022年4月26日

カードやローンの返済日に「残高不足で口座引き落としができなかった」という経験をしたことはありませんか。そんなとき「もしかして今後、新たな利用ができなくなってしまうのでは……」と不安に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

この記事では、カードやローンの審査に不安を感じている方に向けて、信用情報の仕組みやローン審査との関係性などについてご説明します。

信用情報とは?

信用情報とは、「クレジットカードや分割払い、ローンといった契約内容や支払状況などの取引事実」情報のことを指します。クレジットカード・ローン会社などが、信用情報を加盟している信用情報機関に登録し、信用情報機関はその信用情報を管理・提供しています。その情報を確認して、クレジットカード会社やローン会社などは、各社の基準に基づいて審査を行っているのです。

 

信用情報として登録される内容

信用情報として登録される内容には、以下のようなものがあります。

 

・本人識別情報(名前、生年月日、郵便番号、電話番号など)

・契約内容(契約日、契約の種類、商品名、支払い回数、契約額など)

・毎月の支払い状況(報告日、残債額、請求額、入金額、入金履歴、延滞の有無など)

・照会記録(利用日、照会目的、照会会社名など)

 

信用情報機関は3つある

信用情報機関は、指定信用情報機関(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3つがあります。それぞれ創立時点における中心的な企業および現在の加盟企業に特色があります。しかし、各信用情報機関は相互に情報交流を行っているため、他信用情報機関にのみ登録されている情報も各信用情報機関に加盟している企業は確認することができるようになっています。

信用情報と審査の関係

ここでは、クレジットカードや分割払い、ローンなどの契約内容や支払い状況などの取引事実が登録されている信用情報に、どのような内容が記載されると、審査で不利になるのかについてご説明します。

 

審査に不利になる情報とは?

審査に不利になる情報として、以下のようなものがあげられます。

 

異動情報

異動情報とは「クレジットカードやローンなどの返済の遅延、延滞、貸倒れ」の情報です。延滞が複数回、毎月のように続いたり、長期間にわたる返済の延滞が継続していたりなど、うっかりとは思えない状況であるとクレジットカード会社やローン会社が判断した場合には、信用情報に異動情報が登録されます。また、自己破産や債務整理などの情報も、信用情報に登録されます。これらの内容が登録されていると審査の承認を得ることは極めて難しくなってしまいます。

 

延滞情報

毎月の返済状況も「請求通りの入金あり」、「請求額の一部入金」、「お客様の事情で約束の日に入金なし」などの内容を示す記号が、信用情報に登録されています。利用しているクレジットカード会社やローン会社が異動情報を登録していなくても、新たな申込を受けて照会をした会社が、毎月の返済遅延状況などを見て、否決の判断をする可能性はゼロではありません。

 

その他

信用情報に登録された内容は一定期間、各信用情報機関によって保有されています。保管期間・内容は信用情報機関によってさまざまですが、5~10年程度は残っている場合があります。

 

異動情報が登録されて、新たな借入が難しくなり、一定期間クレジットカードやローンの利用がなければ、信用情報から不利な情報が消えることになります。しかし、その時点でクレジットカードやローンの申込をしても、審査否決されてしまう可能性もあるのです。

 

年齢にもよりますが、信用情報に登録された情報がないと「異動情報の登録によって利用が制限されていた」と見られてしまう可能性があるためです。そのため、信用情報がまっさらな状態ということも審査に不利になる可能性があるということを知っておきましょう。

 

審査に悪影響を及ぼさないためにしておきたいこと

信用情報が、新たなクレジットカードやローンの利用審査に悪影響を及ぼさないためには、返済期日に遅れないように支払いをすることが重要です。新たなクレジットカードやローンの利用をしようと思ったときに、承諾されずに頭を抱えてしまうことがないように、きちんと支払いをすることを心がけましょう。

 

なお、消費者金融からの借入が信用情報に登録してあると、新たなクレジットカードやローンの利用時の審査に不利ではないかと不安に感じている方もいらっしゃるかと思います。しかし、毎月の返済に遅延などが生じていなければ、審査に悪影響を及ぼすものではないので安心してください。

自分の信用情報は確認できる?

自分の信用情報は、現在どのようになっているのかを知りたいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご自身の信用情報を確認することは可能です。その手続きを信用情報の開示請求といいます。詳しく説明していきましょう。

 

開示請求手続きについて

各信用情報機関によって開示請求の手続き方法は異なり、費用もかかります。ご自身の利用されているクレジットカード会社やローン会社の加盟している信用情報機関を確認し、信用情報の開示請求をしてみましょう。

 

指定信用情報機関(CIC):費用1,000円

インターネット、郵送、窓口で開示請求を行うことができます。

※現在は窓口での開示請求を休止しています。

 

加盟会員一覧

インターネットでの手続き

郵送での手続き

 

 

日本信用情報機構(JICC):費用1,000円

スマートフォン、郵送、窓口で開示請求を行うことができます。

※現在は窓口での開示請求を休止しています。

 

加盟会員一覧

スマートフォンでの手続き

郵送での手続き

 

全国銀行個人信用情報センター(KSC):費用1,000円

郵送で開示請求を行うことができます。

 

加盟会員一覧

郵送での手続き

独自のスコアリングサービスを持つ会社を探してみよう

お金を借りたら、返済の延滞などを生じさせないことに越したことはありません。しかし、もしも返済の延滞などが重なってしまったという場合、信用情報だけで審査するのではない、独自のスコアリングサービスを持つ会社を探してみるのも一案です。

 

LINEポケットマネーという選択肢

LINEポケットマネーは、個人信用情報機関から取得した情報に加えて、コミュニケーションアプリ「LINE」をはじめ、LINEグループが提供しているさまざまなサービスや、「LINEポケットマネー」アンケートの回答内容などをAIでスコア化した「LINEスコア」などを用いて、独自のスコアリングにより審査を行っています。

 

そのため、他社で一律に評価が低く借入が難しかった方も借入ができる可能性があります。また独自のスコアリングにより、既存の借入よりも、低い金利で利用できる可能性もあるため、借り換えする検討余地もあるでしょう。

まとめ

口座の残高不足で返済の引き落としができないということは、誰しもあるものです。しかし、1回程度の返済遅延が原因で審査に悪影響は及ぼしません。また、消費者金融からの借入も返済が滞っていなければ問題はありません。大切なのは、返済計画に基づいた無理のない利用を心がけて、期日通りに返済を行うことを習慣化することです。

 

ご自身の信用情報に不安がある方は、この機会に開示請求を行ってみてはいかがでしょうか。もしも、信用情報に問題がないのに審査に通らない場合は、独自のスコアリングサービスを持つ会社の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

執筆者

キムラミキ
 

肩書:株式会社ラフデッサン代表取締役、ファイナンシャルプランナー

日本社会事業大学社会福祉学部卒業。アメリカンファミリー保険会社での保険営業を経て、株式会社アゼルにてマンション営業、マンション営業企画に携わる。その後、独立系FP会社での業務委託・スタッフ経験を経て、2008年8月より独立。現在は、株式会社ラフデッサン代表取締役を務め、執筆、講演、法人コンサルティング(営業、マーケティングアドバイス等)を行っている。2011年4月からBSS山陰放送ラジオでのレギュラー番組を担当し、ラジオパーソナリティとしての顔も持つ。

注意事項

LINEポケットマネーのご契約は、スマートフォンからのみ可能となります。
LINEポケットマネーのご契約には、LINEスコアの取得およびLINE Payにおいて本人確認を行う必要があります。(既にこれらがお済みの方は不要です。)
ご契約のお申込み状況によっては審査に時間がかかる場合がございますので、ご了承ください。
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