クレジットカードが使えない!理由と対処法、お金を早く用意する方法を解説


突然クレジットカードが使え なくなったら、どのような行動をとればよいのでしょうか。クレジットカードを再び利用できるようにする方法や、早く現金を用意できるほかの手段について解説します。突然のトラブルにも対処できるよう、参考にしてみてください。
クレジットカードが使えないのはなぜ?理由と対処法
クレジットカードが使えなくなる原因は、主に以下の7つのケースが考えられます。
1. クレジットカードの利用限度額を超えている
2. クレジットカードの支払いを遅延している
3. クレジットカードの有効期限が切れている
4. クレジットカードの磁気ストライプやICチップ部分の不良
5. 暗証番号やセキュリティコードの入力が間違っている
6. その店舗がVISAなどのカードブランドに対応していない
7. 店舗側の決済端末の不具 合
それぞれの内容について詳しく解説します。
1. クレジットカードの利用限度額を超えている


クレジットカードの「利用限度額(利用限度枠)」を超えている場合は、クレジットカードが利用できません。利用限度額とは、その持ち主がクレジットカードを利用できる上限額のこと。この金額は、クレジットカード作成時の審査によって定められています。クレジットカードを多く使っている場合は、この利用限度額に達していないか確認してみてください。
また稀に、気づかない間にクレジットカードを不正利用されていたり、利用状況からその懸念があると判断されたりして、カード会社がクレジットカードの利用を停止した場合もあります。
クレジットカードの利用限度額を超えているときの対処法
クレジットカードの利用限度額を超えて利用したいときは、カード会社へ連絡して一時的な増額(増枠)手続きを行うことができます。カード会社の公式サイト などに手続き方法が記載されているので、参考にしましょう。
もしこの増額審査に落ちてしまった場合には、他の手段を検討してください。また利用限度額は、毎月もしくは臨時で返済を行うことで復活します。
不正利用によってカード会社に停止されている場合には、カード会社に連絡して、新しいカードを発行してもらうなどの措置をとってください。
2.クレジットカードの支払いを遅延している
クレジットカードの支払いを遅延している場合、その支払いが完了するまでクレジットカードが使えなくなります。メールやハガキなどで返済の督促が届いていないか確認してみましょう。
クレジットカードの支払いが遅延しているときの対処法
遅延している金額分を速やかに返済します。一般的には、入金が確認された翌営業日〜数日後にはクレジットカードが使えるようになるはずです。
3.クレジットカードの有効期限が切れている
クレジットカードには3〜5年程度の有効期限があり、これを超えているとカードを利用できません。有効期限の記載を確認してみてください。
クレジットカードの有効期限が切れているときの対処法
クレジットカードの有効期限が迫っているときは、その期限の1カ月ほど前に新しいクレジットカードが自動的に発行されます。もし新しいクレジットカードが届いていたら、そちらを利用しましょう。稀に、引っ越し後に住所変更の手続きを実施していないなどの理由で、新しいクレジットカードが届かないことがあります。不安な方はカード 会社へ連絡してみてください。
4.クレジットカードの磁気ストライプやICチップ部分の不良
クレジットカードには、さまざまな情報が詰まった磁気ストライプやICチップが付いています。この部分が読み取れない場合、カードが利用できなくなってしまいます。
クレジットカードの磁気ストライプやICチップ部分の不良の対処法
クレジットカードの磁気ストラップやICチップがうまく読み取れない場合は、カード会社へ連絡して新しいカードを再発行してもらいましょう。その際は1,000円程度の手数料がかかり、届くまでに数日〜1週間程度ほど待つ必要があります。
5.暗証番号やセキュリティコードの入力が間違っている
クレジットカードでの支払い時に入力する暗証番号が間違っていると、クレジットカードが使用できません。またインターネットショッピング時には、暗証番号ではなくセキュリティコードを入力しますが、こちらも正しい数字を入力する必要があります。
暗証番号やセキュリティコードの入力が間違っているときの対処法
正しい暗証番号やセキュリティコードが分からない場合は、カード会社へ連絡して再設定を行います。これには数日〜1週間ほどかかることが一般的です。また、暗証番号などの入力を複数回間違えた場合にも再設定の対象となりますので、入力間違えには注意しましょう。
6.その店舗がVISAなどのカードブランドに対応していない
クレジットカードを使用する店舗が、VISAやMastercardなど、利用したいカードブランドの加盟店ではない場合、クレジットカードが利用できません。
その店舗がカードブランドに対応していないときの対処法
その店舗で使えるカードブランドを確認し、対応するクレジットカードを利用するようにしましょう。
7.店舗側の決済端末の不具合
自身のクレジットカードに不具合がない場合でも、店舗側の決済端末が故障している場合には、クレジットカードが使えなくなる可能性があります。店舗の方に不具合ではないか確認するとよいでしょう。
店舗側の決済端末の不具合が起きたときの対処法
決済端末が店舗側ですぐに復旧できない場合は、しばらくそのクレジットカードは使えません。他の手段で決済してください。
クレジットカードが使えないとき、すぐにお金を用意する方法
クレジットカードが使えないけれど、すぐにお金が必要なときはどうすればよいのでしょうか。友人や親族などに借りるほかに、活用できる手段があります。その方法を2つ紹介しましょう。
1.カードローンを契約して利用する
1つ目は、消費者金融や銀行などでカードローンを契約し、お金を引き出すことです。カードローンは多くの金融機関で取り扱われていますが、なかでも消費者金融であれば、即日審査をしてその日中にカードを発行できる場合もあります。
ただし、クレジットカードの返済が遅延している場合は、あなたの個人信用情報にその事実が記載されている可能性があり、審査に落ちる場合もあります。また借入額が大きい場合には収入証明などの提出が必要になり、より審査に時間がかかるかもしれません。まずは必要最低限の金額で申込むことをおすすめします。
2.LINEポケットマネーなどのローンサービスを利用する
2つ目は、スマートフォンのアプリから申込めるローンサービスを利用することです。こうしたサービスは近年増加しているため、あなたに合ったものが見つかるでしょう。
このうち消費者金融のLINE Credit株式会社が運営する「LINEポケットマネー」は、LINEアプリから24時間申込手続きができ(※1)、申込後最短で即日審査が可能です(※2)。
※1メンテナンス等の時間帯を除きます
※2 お申込の時間帯により、希望通りとならない場合があります
LINEポケットマネーの申込審査では、LINEクレジットのスコアリングサービス「LINEスコア」を活用しています。LINEプラットフォーム上での行動傾向データや、ご利用前に回答いただく15の質問項目、そして貸金業法で定められた指定信用情報機関の情報といった内容を元に独自のAIを活用して、総合的に貸付条件を算出しています。
この審査の結果、利用限度額は3〜300万円の間で、金利は年3.0〜18.0%の間で設定されます。他の消費者金融とは違った結果になる可能性もあります。
またLINEポケットマネーを初めて利用する場合、新規契約日の翌日から30日間は、利息0円サービス期間として利息0円でお借入いただけます。(※諸条件あり)このサービ スも有効に活用するのがおすすめです。


まとめ
クレジットカードが使えない理由は複数あるため、その理由を特定して対処する必要があります。もしクレジットカードが引き続き使えないものの、すぐにお金を用意する必要がある場合は、消費者金融のカードローンや、スマホのLINEアプリから申込める「LINEポケットマネー」などのローンサービスを活用するという方法があります。ぜひ検討してみてください。
執筆者
金指 歩
肩書:ファイナンシャルプランナー
大学時代にFP3級取得。新卒で大手信託銀行に入社、住宅ローンや個人資産運用の営業に従事、複数の銀行業務検定や外務員資格など取得。その後不動産会社や証券会社に勤務したのち、2017年よりフリーライターとして独立、金融系記事や取材記事を執筆。最近は編集者としても活動 している。