愛犬の治療費が高額で払えない時の対処法は?分割払いやローンなど金策手段を解説


愛犬の急な病気やケガで高額な治療費が必要になった際、一括で支払えず困ってしまう飼い主さんは少なくありません。しかし、お金がないからと治療を諦める必要はありません。
この記事では、動物病院への相談から、クレジットカードやローンの活用など、ピンチを乗り切るための具体的な対処法を解説します。
犬の治療費の相場

愛犬が病 気やケガをしたとき、多くの飼い主が気になるのが「治療費」ではないでしょうか。動物病院は自由診療のため、病院によって料金設定が異なりますが、ある程度の相場を知っておくことで心の準備ができます。
出典:日本獣医師会「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査 調査結果」
犬の治療費が高額になる理由
犬の治療費が高額になる理由は、人間のような公的な医療保険制度がないため、飼い主が治療費を全額負担する必要があるからです。
また、医療技術の進歩によって、人間と同じような精密検査(MRIやCT)や高度な手術を選択できるようになったことも、1回あたりの負担額を押し上げる要因となっています。技術の進歩により救える命が増えた一方で、それに伴う治療費の負担も増大しているのが現状です。
愛犬の治療費が払えないときの対処法

治療費が高額だからといって、すぐに愛犬への治療を諦める必要はありません。動物病院で治療費の支払い方法を相談したり、外部の制度やサービスを活用したりすることなどで、費用を工面できる可能性があります。
ここでは、愛犬の治療費が払えないときに検討できる具体的な対処法を4つ紹介します。
それぞ れの特徴を理解したうえで、ご自身の状況に合った方法を選びましょう。
1. 分割払いができる動物病院を探す
まず現在かかっている動物病院にクレジットカードによる分割払いが可能かどうか相談してみましょう。ホームページに支払い方法が記載されている場合もあるため、事前に確認し、情報が見つからなければ、電話や受付で直接問い合わせてみましょう。
ただし、多くの動物病院では未払いトラブルを防ぐ観点から、診療費は現金やクレジットカードでの一括払いを原則としているケースが一般的です。そのため、分割払いに対応していないケースもあることを、あらかじめ理解しておく必要があります。
もし分割払いに対応していない場合は、無理に交渉を続けるのではなく、分割払いや医療ローンに対応している動物病院を新たに探す、あるいは次に紹介する別の資金調達方法を検討するなど、状況に応じた現実的な対応を考えましょう。
2. ペットローンを利用する
銀行や信販会社が提供する「ペットローン」は、ペットの治療費や手術費などに使える目的別ローンです。一般的なカードローンと比べて金利が低めに設定されていることが多く、高額な手術や長期的な治療が必要な場合に選択肢の1つとなります。
一方で、ペットローンは銀行などの審査を伴うため、申込から結果が出るまでに数日はかかるのが一般的です。そのため、「すぐに手術費用が必要」といった緊急時には間に合わない可能性があります。
時間に余裕がある場合や、計画的に治療費を準備したい場合に検討 するとよいでしょう。
3. 親族や友人に相談する
親族や知人にお金を借りることは、無利子で借りられる場合が多く、金銭的な負担は最も少ない方法です。しかし、人間関係というデリケートな問題が絡むため、慎重な対応が求められます。
安易な口約束での貸し借りは、返済の遅れなどが原因でトラブルになりやすく、最悪の場合、大切な関係を壊してしまう可能性があります。もし借りる場合は、親しい間柄であっても必ず借用書を作成し、返済計画を明確に伝えることが最低限のマナーです。
4. カードローンを利用する
「今日中に手術代が必要」といった一刻を争う状況において、即効性のある資金調達の選択肢の1つが、消費者金融のカードローンです。審査スピードが非常に早く、最短30分程度で審査が完了する会社もあるため、切羽詰まった状況でも即日でお金を用意できる可能性が高いです。
金利は銀行ローンより高めに設定されていることが多いですが、「初回無利息」などのサービスを提供している会社もあります。これらを活用し、治療費の目処が立った段階で早期に返済すれば、利息負担を最小限に抑えられます。
また、カードローンは使い道が自由なので、治療費以外にも充てられる柔軟性もメリットです。
愛犬の治療費に備えて今からできること
愛犬の治療費が高額になり、払えないと困る状況を避けるためには、日頃からの備えが何よりも重要です。愛犬が元気 なうちは治療費のことを深く考えないかもしれませんが、病気やケガはある日突然起こります。
いざというときに慌てないためにも、将来的な治療費リスクをできるだけ抑える対策を、今のうちから始めておきましょう。

ここでは、愛犬の治療費負担を軽減するためにできる具体的な方法を紹介します。
定期的に健康診断を受ける
「早期発見・早期治療」は、愛犬の健康を守るだけでなく、将来的な治療費負担を抑えるうえでも重要です。定期的に健康診断を受けていれば、病気を重症化する前に発見できる可能性が高まり、結果として治療費を安く抑えられるケースも少なくありません。
特にシニア期(7歳前後)に入ると加齢により体の機能が低下し、病気のリスクが高まります。そのため、半年に1回程度の受診が推奨されています。健康診断の費用自体はかかりますが、将来的に高額な治療費が必要になるリスクを考えれば、決して高い投資ではありません。
ペット保険に加入する
万が一の病気やケガに備えて、ペット保険に加入しておくことは有効な対策の1つです。月々の保険料を支払えば、通院・入院・手術などにかかる費用の一部が補償され、治療費の自己負担を軽減できる可能性があります。
ただし、既往歴があったり、年齢が高すぎたりすると加入できない場合があります。また、加入直後は待機期間が設けられており、その間は補償対象外となるケースも あります。そのため、愛犬が健康で若いうちに加入を検討するのが賢明です。
貯金を行う
ペット保険に加入していても、多くの場合は費用の3割〜5割が自己負担となります。そのため、保険適用後も必ず発生する支払い分や、保険対象外の費用に備えて、ペット貯金として毎月一定額を積み立てておく方法も有効です。
たとえば、毎月5,000円ずつ積み立てれば、1年間で6万円、5年間で30万円になります。すべての治療費をまかなえるとは限りませんが、急な出費が発生した際の大きな支えになるでしょう。
日常の生活費とは分けて管理できるよう、ペット専用の口座を作るなど、使い道を明確にしておくのもおすすめです。
健康的な生活を心がける
日頃から栄養バランスのとれた食事を与え、適度な運動習慣は、病気の予防につながります。特に肥満は、関節トラブルや心臓病、糖尿病などさまざまな疾患のリスクを高めるとされているため、適切な体重管理が重要です。
また、歯磨きなどのデンタルケアも欠かせません。歯周病は口腔内の問題にとどまらず、心臓や腎臓などの内臓に影響を及ぼす可能性があるともいわれています。
毎日の小さなケアの積み重ねが、愛犬の寿命を延ばすでしょう。結果として、大きな病気を防ぎ、将来的な高額治療費のリスクを抑えることができるでしょう。
愛犬の急な治療費には最短即日で借入可能な「LINEポケットマネー」(※お申込 の時間帯により、ご希望に添えない場合があります。)
「治療費がどうしても足りない」「今日中に支払いを済ませなければならない」そんな緊急時には、LINEアプリから手軽に申込める「LINEポケットマネー」が心強い味方になります。
LINEポケットマネーは、書類の郵送や店舗への来店が不要で、スマートフォンやタブレットなどで手続きを進められる点が特徴です。審査のうえで契約が成立すれば、登録口座へ振込で借入が可能です。急な高額出費が発生した際の選択肢として検討できるでしょう。
ただし、利用にあたっては金利や返済条件を十分に確認し、無理のない返済計画を立てることが大切です。
まとめ
大切なのは、お金がないからとすぐに治療を諦めてしまうのではなく、利用できる方法を冷静に探し、比較検討することです。それぞれの特徴や注意点を理解したうえで、自分と愛犬にとって無理のない方法を選びましょう。
また、今回紹介したように、日頃から健康管理や貯蓄、保険への加入などの備えをしておけると、将来の不安を軽減できるでしょう。愛犬の命と健康を守るために、今できることから一歩ずつ取り組んでいきましょう。
執筆者
金指 歩
大学時代にFP3級取得。新卒で大手信託銀行に入社、住宅ローンや個人資産運用の営業に従事、複数の銀行業務検定や外務員資格など取得。その後不動産会社や証券会社に勤務したのち、2017年よりフリーライターとして独立、金融系記事や取材記事を執筆。最近は編集者としても活動している。


